オリックス・由伸　上々の2回4K発進「良かった」　156キロもマーク！森との新コンビも不安なし!!

紅白戦 （ 2023年2月14日    宮崎・清武 ）

＜オリックス紅白戦＞白組で先発した山本由伸は2回1安打4Kの圧巻のピッチング（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスのエースで、侍ジャパンにも選出されている山本由伸投手（24）が、14日の紅白戦に登板。さすが2年連続MVPという投球を見せた。

　山本は白組の先発として登場すると、先頭の太田に対しては、156キロをマーク。最後はフォークで空振り三振にしとめた。さらに、ドラフト4位の杉沢も変化球で空振り三振。紅林には詰まりながらも右前打を浴びたが、新外国人選手・セデーニョに対しては外角直球で見逃し三振と、初回3奪三振での発進となった。

　この日は、西武からFA移籍した森友哉と新コンビ。初回の1イニングだけだったが、バッテリーとしての呼吸も問題を見せなかった。また、左足をすり足気味に動かす新フォームでの投球を披露したが、こちらもスムーズな発進となった。

　2回も先頭の来田を左飛。続く、池田にはカーブで見逃し三振と危なげなく投球を続け、最後は大里を中飛にしとめた。芯に当てられたような打球は1つもなく、さすがの貫禄だった。

　山本は「前回のライブBPと比べても良くなっていて、まとまりがあった。（三振には）強い球も投げられた。逆球もありましたが、全体的には良かった」と振り返った。球種も「一通り試せた」と収穫も多かったようで、表情も明るかった。