大学球界№1遊撃手 明大・宗山がキャンプで進化中「まずリーグ戦を乗り切る体力づくり」

[ 2023年2月14日 12:12 ]

田中監督のトスを懸命に打ち続ける宗山
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 2年生ながら大学球界No.1遊撃手としての呼び声が高い明大・宗山塁(広陵)が、静岡・沼津市内で行われている春季キャンプで泥だらけになって汗を流している。

 コロナの影響で沼津に来るのは3年ぶり。宗山にとっても初めての短期集中(8~17日まで)キャンプだ。午前、午後、夜間とバットを振り守備ではノックを受ける毎日。4月8日の東京六大学野球開幕に向けて徹底的に体をいじめている。「まずリーグ戦を乗り切る体力づくりが一番です。バッティングではムダな動きを省くこと。守備では球際の強さと打球に対しての目線の安定感を出したいと思って取り組んでいます」と攻守ともレベルアップを口にする。

 4シーズンの通算打率が現役選手ではダントツの・367をマークしていても満足とはほど遠いとの思い。守備では三遊間への打球処理など克服課題をしっかり頭に入れながら過ごしている。
 昨年春に首位打者、3季連続でベストナインと実績を残していても「満足」の二文字はない。今季も宗山の進化は続いていく。

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2023年2月14日のニュース