DeNA 外野版「アライバ」練習!声上げ捕球しトス受けて内野へ送球

[ 2023年2月9日 05:30 ]

外野ノックで捕球したボールを桑原(左)にトスするアンバギー(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAが、外野版「アライバ」練習に取り組んだ。小池外野守備走塁コーチは「外野手もプレーが全て一人では完結しない。サポートの重要性を確認した」と説明した。

 外野手陣が中堅付近で2カ所に分かれ、ノッカーがその中間にフライやゴロを打って2人が追う。声を上げて捕球した選手は、もう一人に球をトス。受けた選手が内野へ送球する、という練習を30分間繰り返した。そのプレーは、元中日の鉄壁二遊間「アライバ(荒木&井端)」を思い起こさせた。

 狙いは3点。捕球体勢が悪い時、カバーする選手に送球をしてもらうだけではない。球をトスできるほど近くまでカバーに行く重要性を植え付けることと、声出しの応援解禁に備えて声の連係を再確認することだ。

 3月4日の西武とのオープン戦から、横浜スタジアムでも声出し応援が解禁。小池コーチは、コロナ下の影響を振り返り「(声出し応援なしで)比較的、球場の声が通っていた。若い選手はコロナ下のプレーに慣れている。環境が変わる中で鉄壁の外野陣をつくりたい」と訴えた。

 外野陣が声を掛け合い、時には「アライバ」のように密な連係も求める。正中堅手候補の桑原も「年に1回あるかないかのプレーでも、やっておかないといけない」と納得顔だった。(大木 穂高)

続きを表示

2023年2月9日のニュース