侍入りの阪神・湯浅 155キロ表示に「出てないでしょ(笑い)」も新球・横滑りスラには手応え

[ 2023年2月9日 18:33 ]

<阪神宜野座キャンプ> WBCの使用球でシート打撃に登板した湯浅(撮影・大森 寛明)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表にも選出された阪神の湯浅京己投手(23)が9日、沖縄・宜野座キャンプでシート打撃に登板。今季初の実戦形式に「結構感覚よく投げれてたボールもありました」と振り返り、手応えを口にした。

 不運な当たりで、打者4人から3安打を許したものの、今オフから習得を目指す「横滑り」のスライダーなど一定の収穫を感じた模様。島田に対して投じ、ファウルとなったスライダーについても「ファウルになってくれたんで、あれがもうちょっと低くいったらベストかなと。初めての実戦にしてはまあ良かった」と語った。

 また、先頭の植田に対しては、球速表示が155キロと出たことに「出てないでしょ(笑い)」と否定したが、「感覚的にも50ぐらいは出てるかな」と球速もシーズン仕様まで戻りつつある。今後は、WBC球に対する全体的なレベルアップを目標に「明日からブルペンとかでしっかり感覚確かめながらやっていきたい」と意欲を見せ、日本の公式球より若干大きいWBC球への対応を考えていた。

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2023年2月9日のニュース