佐々木朗 今季初実戦形式登板で最速160キロ WBCに向け順調調整「ケガなく良い状態で投げられれば」

[ 2023年2月9日 14:41 ]

<ロッテキャンプ>ライブBP登板を終えた佐々木朗は笑顔を見せる(撮影・長久保 豊)
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 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテの佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板。打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。以下は一問一答。

 ―第2クール2日目を終えて

 「大きなケガなく順調にきていると思います」

 ―ライブBPに登板したが、投球の感覚は?

 「ブルペンと、打者が立ってまた違った感覚で、その中でいろいろな収穫があったので良かったと思います」

 ―マウンドでは何を意識した。

 「そもそも実戦形式が初めてだったので、その雰囲気だったり、景色を思い出すことだったり、その中で投げてブルペンとどういった違いがでるかとか、そういったところを確認しました」

 ―投げた球種は?

 「スライダーとフォークです」

 ―良かった点は?

 「去年の強化試合よりもフォークが少し良くなった。初実戦ですけど、その時より良くなったと。あとは最後の方ですけど、コントロールも良くなったと思います」

 ―逆に課題は?

 「スライダーだったり、真っ直ぐもそうですけど、投げていけば上がっていくと思うんですけど、きょうに関してはそこが少し足りなかった」

 ―実戦形式の中で感じたWBCの違いは?

 「そこまで…きょうは、はい」

 ―今後に向けて。

 「次回もケガなく良い状態で投げられればと思ってます」

 佐々木朗は2月1日のキャンプイン後、3度ブルペン入り。2日に49球、4日に63球、7日に40球と、いずれもスライダー、フォークの変化球を交えて投げ、4日には157キロを計測するなど順調に調整を進め、この日、初めて実戦形式の練習に臨んだ。試合登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満)が見込まれている。

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