ソフトB・球打　これがドラ1の実力　打者5人に安打性ゼロ　フリー打撃初登板

打撃投手を務め力投する風間（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンクの2年目右腕・風間が8日、B組で今キャンプ初めてフリー打撃に登板し、ドラフト1位の実力を示した。打者5人に直球だけ38球を投じ、安打性の当たりは0本。王会長が見守る中、最速149キロの剛球でバットをへし折る場面もあった。制球は荒れ気味だったが、空振りを11も奪い「だいぶ状態はいい。悪いところをしっかりとこれから修正していきたい」と明るい表情で話した。

　ルーキーイヤーの昨季は右肘を痛めた影響もあり、2軍でも登板なしに終わり、初実戦は昨年10月の3軍戦だった。だが、球団の期待は高く、オフにオーストラリアのウインターリーグに参加して力を伸ばした。小久保2軍監督は「凄かったね。（打者が）真っすぐと分かっていて前に飛んだのが2球。なかなかない」と称賛。風間は「A組に行くっていう気持ちで、しっかりと自分の持ち味である真っすぐをアピールしたい」と話した。