ロッテ松川虎生 朗希のWBC球でのフォーク、スライダーに太鼓判 「ボールの差はない。使える」

[ 2023年2月9日 15:39 ]

<ロッテキャンプ>ライブBP登板を終えた佐々木朗は捕手・松川と話す(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの松川虎生捕手(19)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに登板した佐々木朗希投手(21)の捕手を務め、佐々木朗のWBC球への対応に太鼓判を押した。

 佐々木は打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。松川は「前のブルペンよりかは、あまり良くなかったですけど、本当に強いボールは来ていましたし、スライダーも本当に使えるなとすごく感じた」と評価。「(直球は)ちょっとシュート気味になっていたところはありますけど、(打者)2巡目から“体の使い方がはまった”と言っていたので、本当にそこはすごいいいボールが来ていたと思います」とした。

 WBC使用球は、NPB球よりも滑るとされる。スライダー、宝刀フォークボールについて問われた松川は「スライダーとフォーク2種類だけでしたけど、右バッターにはスライダーが1球だけすごくいいところで曲がってきた。その後はちょっと浮いていましたけど、使えるんじゃないかと感じました。フォークの制球の部分に関しても、(NPB球とWBC使用球で)ボールの差はなかった。バッターから見ても、真っすぐの軌道で落ちてきていたんじゃないかなと思いました」と語った。

 自らにとっても高卒2年目で不動の正捕手へ向けて勝負となる。「これから結果を求められてくると思うので、しっかりアピールできるように、一瞬、一瞬を大事にして結果にこだわってやっていきたい」と話していた。

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