佐々木朗希 課題はスライダーと直球の精度 「少し足りなかった。投げて良くしていくしかない」

[ 2023年2月9日 15:54 ]

<ロッテキャンプ>ライブBP登板を終えた佐々木朗は笑顔を見せる(撮影・長久保 豊)
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 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するロッテの佐々木朗希投手(21)が9日、沖縄・石垣島キャンプで実戦形式のライブBPに初登板。打者6人に30球を投げ、直球の最速は160キロを計測。許した安打性は2本と順調な仕上がりをアピールした。

 登板を終えて、課題を問われた佐々木は「スライダーだったり、真っすぐもそうですけど、投げていけば上がっていくと思うんですけど、今日に関してはそこが少し足りなかった」と語った。スライダーに関しては「ボールにもよりますけど、駄目なボールが、特に右バッターに危ないボールだと思ったので、もう少し安定して曲がってくれればと思っています」とし、精度の安定を反省点に挙げた。今後に向けて「投げて良くしていくしかない。試合の時にはどうにか形にできるように」と次回登板に向けて決意を語った。

 佐々木朗は2月1日のキャンプイン後、3度ブルペン入り。2日に49球、4日に63球、7日に40球と、いずれもスライダー、フォークの変化球を交えて投げ、4日には157キロを計測するなど順調に調整を進め、この日、初めて実戦形式の練習に臨んだ。試合登板は15日のヤクルトとの練習試合(糸満)が見込まれている。

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