糸井嘉男氏「写真見ましたけど、めちゃめちゃ格好いい」 “昭和らしからぬ”見惚れたスター選手とは

[ 2023年2月9日 16:16 ]

糸井嘉男氏
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 阪神のスペシャルアンバサダー(SA)に就任した糸井嘉男氏(41)が、8日更新された高橋慶彦氏(65)の公式YouTube「よしひこチャンネル」に出演。オリックス時代の「師弟関係」コンビで昨今のプロ野球界の違いについてトークした。

 糸井氏は高橋氏に向かって「今の子からしたら豪快。僕らの世代の1個、2個前の人は全然違う」と、昭和世代の選手と現在の選手では「感覚」が違うと言及。「昭和やからな」と高橋氏もうなづいた。

 ただ「昭和のおっさん連中は、格好いい兄ちゃんじゃないから」と言いつつも、高橋氏は続けて「話がすごい楽しい。その人たちと野球できてよかったと思うね。味があるし」と、充実したプロ生活だったと明かす。

 一方で、上下関係が厳しかったのが昭和世代。執拗な内角攻めに、マウンドをにらむこともあった高橋氏だが「マウンドから“当ててほしいのか”って」と、にらみ返されたエピソードを告白。年上の投手から内角攻めを受けると、年下の捕手を“威嚇”していたなど「慶彦節」で話を盛り上げた。

 「昔は上下関係が相当厳しかったですもんね」と糸井氏も身震いする時代。高橋氏は「あじのあるおっさんが多かったな。昔の格好良さがあったね、俺に付いてこい、というさ」と話すが、「アイドルは慶彦さんですもんね。プリンスやから」と当時“スター選手”だった時代を振った。

 20歳前後だった1977、78年ごろに頭角を現した高橋氏は、79年に33試合連続安打の日本新記録を樹立している。当時、黄金時代だった広島カープでは、自分だけ年が若かっただけと高橋氏は謙遜していたが、糸井氏は「写真見ましたけど、めちゃめちゃ格好いいです」と実際の写真を見て、思わず見惚れたことを明かしていた。

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