大谷 エンゼルス残留の目は? メッツのように資産家オーナー迎え、大胆な強化策示すことが必要

[ 2022年8月25日 02:30 ]

<レイズ・エンゼルス>初回、大谷は左前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 大谷がエンゼルス残留へと傾くとすれば、現在のメッツのような新オーナーが誕生するケースが考えられる。20年に大富豪の投資家スティーブ・コーエン氏がオーナーに就任したメ軍は課徴金(ぜいたく税)をいとわず積極補強。ナ・リーグ東地区の首位を快走している。同氏の資産は2位のナショナルズのラーナー家の48億ドル(約6576億円)の3倍にあたる146億ドル(約2兆円)を誇る。

 21年にインディアンス(現ガーディアンズ)とのトレードで遊撃手リンドア、右腕カラスコを獲得。昨オフはFAでサイ・ヤング賞3度の右腕シャーザーを筆頭に外野手マルテ、内野手エスコバー、中継ぎ右腕オッタビノを獲得するなど300億円近く投資した。

 勝利に飢えている大谷を引き留めるには、エンゼルスはメ軍のように大胆な強化策を示す必要がありそうだ。

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2022年8月25日のニュース