DeNA 8度目零敗で21年ぶり9連勝ならず…26日から無敵17連勝中ハマスタで4差ヤクルトと3連戦

[ 2022年8月25日 21:13 ]

セ・リーグ   DeNA0―5阪神 ( 2022年8月25日    京セラD )

<神・D>7回1死一塁、代打を告げる三浦監督(撮影・北條 貴史) 
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 DeNAが01年以来21年ぶりの9連勝を逃した。勝てば日本一に輝いた98年7月12日以来24年ぶりとなる貯金12だったが、それもお預け。7日の中日戦(バンテリンD)以来今季8度目の零敗を喫し、今月19試合を戦い3敗目(16勝)となった。この日、首位ヤクルトも広島に延長戦で敗れ、ゲーム差は4のまま。26日から17連勝中の本拠地・横浜スタジアムで直接対決3連戦を迎える。

 初回から先発ロメロが苦しんだ。先頭の中野に二塁内野安打を許すと、3番・近本も二塁内野安打で際どいタイミングのセーフの判定。三浦監督はリブレ―検証を要求も判定は覆らず、1死一、三塁のピンチを招いた。迎えた4番・佐藤輝の場面で近本が盗塁。1死二、三塁となったが、佐藤輝は三飛に打ち取った。しかし続く大山、ロハスに痛恨の連続四球を与え押し出しで先制点を許した。この失点で20日の広島戦9回から続いていたチームの連続無失点は28でストップ。1960年以来62年ぶり3度目となる球団記録の4試合連続零封勝利はなくなった。

 制球が定まらないロメロは3回までに64球を投げ4失点(自責3)で無念の降板となった。2番手・中川、3番手・坂本と無失点リレーで踏ん張り味方の反撃を待った。

 しかし、この日は打線が沈黙した。相手先発・西純の角度のあるストレートと切れのある変化球の前に6回まで散発4安打で無得点。長打は3回に楠本が放った左越え二塁打だけと20歳右腕を攻めあぐねた。

 7回に最大のチャンスが訪れた。西純に代わって2番手・岩崎がマウンドに。ここで先頭の柴田が右前打で出塁。続く伊藤光、代打・嶺井と2者連続で空振り三振に倒れた。2死一塁から桑原、楠本が連続遊撃内野安打。2死満塁とし3番・佐野が打席に立ったが捕邪飛に終わり、この回も無得点に終わった。

 結局7回には4番手・三上が1点を失い、打線は最後まで得点を奪えず14日のヤクルト戦(神宮)以来の敗戦となった。

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