ヤクルト、延長戦で敗れ連勝ストップ 村上無安打も打率1位キープ 4ゲーム差で26日からDeNAと対戦

[ 2022年8月25日 21:54 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2022年8月25日    神宮 )

<ヤ・広>2回、見逃し三振の村上(撮影・村上 大輔)
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 首位ヤクルトは25日、本拠での広島戦を延長戦の末に2―3で落とし、連勝が2でストップ。2位・DeNAも敗れたため、ゲーム差4のまま26日からの直接対決3連戦(横浜)に臨むことになった。注目の村上は2打席連続の申告敬遠を受けるなど、3打数無安打3三振に終わった。

 高橋は初回、1死二塁から西川に右前適時打を浴び先制を許す。4回には2死から連続四球でピンチを招き、会沢に中前適時打を浴びた。それでも5回、自らのバットで適時打を放ち1点を返す活躍。6回で降板し9勝目はお預けとなったが、打者23人に対し100球、被安打3、奪三振8、与四球2の2失点と試合を作った。

 1点を追いかける打線は7回、2死二塁から代打・青木が起死回生の同点適時二塁打を放つと、村上を筆頭にベンチのヤクルトナインは大喜び。青木も球場からの大声援に両手を挙げて応えた。

 8回には1死二塁で村上を迎えたが2イニング連続の申告敬遠。続くサンタナが死球を受け1死満塁の絶好機を迎えるも、山田が空振り三振、中村悠が中飛に倒れ無得点に終わった。

 試合は2―2のまま迎えた延長10回、5番手の梅野が痛恨の失点。無死一塁から会沢を投ゴロ併殺打に打ち取るも、矢野に右前打を打たれ、続く代打・松山に左中間を破る適時二塁打を浴びてしまった。

 打線はその裏、2死満塁とするも長岡が倒れ試合終了。村上も5打席目を迎えたが守護神・栗林の前に空振り三振。この日村上は3打数無安打3三振に倒れ、打率が.326まで下降。夢の3冠王へ注目の打率ランキング争いは2位の佐野(DeNA)が3打数1安打で前日から打率.323と変わらなかったため1位をキープした。

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