【データ】中日・高橋宏の「27回2/3」 “レジェンド”入りまであと一歩も、20歳右腕の再挑戦に期待

[ 2022年8月25日 21:21 ]

セ・リーグ   中日1-2巨人 ( 2022年8月25日    東京D )

<巨・中>6回、中田を併殺に打ち取りガツポーズする高橋宏 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 中日の高橋宏斗投手(20)が、25日の巨人戦で4回に失点し、継続していた連続無失点記録は「27回2/3」でストップした。

 3回まで無安打に抑えていたが、4回先頭の坂本に中堅フェンス上部に直撃する二塁打を許すと、1死三塁となった後に中田に中堅へ犠飛を許し、先制点を献上した。

 高橋宏は7月18日のDeNA戦の3回に失点して以降、連続無失点を継続。同29日の広島戦で7回1/3、8月7日のDeNA戦で6回1/3、さらに前回、20歳になって初登板だった17日の広島戦も7回2安打無失点で切り抜け、記録を24回2/3まで伸ばしていたが、30回の大台を目前に記録は途絶えてしまった。

 それでも堂々たる成績とも言える。球団の連続イニング無失点記録の上位は、レジェンドの顔ぶれがズラリ。今季は自己最速を一気に3キロ更新して158キロの球団日本人最速記録を更新するなど飛躍が注目されていた。今回の記録を継続中に20歳になった右腕には、再び“レジェンド入り”を目指しての再出発が期待される。

【中日投手による連続イニング無失点記録の上位者】
1 大野 雄大 45回(2020年)=32歳
2 大矢根博臣 40回1/3(1956年)=21歳
3 権藤  博 33回(1961年)=22歳
4 杉下  茂 31回2/3(1955年)=29歳
5 権藤  博 31回1/3(1961年)=22歳
6 浅尾 拓也 31回(2011年)=26歳
7 杉下  茂 30回1/3(1954年)=28歳
8 児玉  泰 30回(1959年)=24歳
8 田辺  修 30回(1970年)=26歳
※2リーグ分立後。年齢は記録達成時のもの

続きを表示

2022年8月25日のニュース