阪神・近本　コロナ復帰後3戦目で初の猛打賞「何がキレよくて、何がキレ悪いか分からないです（笑い）」

セ・リーグ   阪神5―0DeNA （ 2022年8月25日    京セラD ）

＜神・D＞　4回1死、近本は遊撃内野安打を放つ　（撮影・後藤　大輝）
Photo By スポニチ

　阪神・近本が新型コロナ感染から復帰後3戦目で初の3安打を放ち、勝利に貢献。復帰後のチーム初勝利に「復帰している中で帰ってきて、（チームの連敗に）申し訳ないなというのは感じていた。きょう勝ったので、これから連勝できるようにやっていきたい」と胸をなで下ろした。

　最初の3打席で今季12度目の猛打賞を達成。初回にはあっさりと二盗を決めて今季23個目の盗塁に成功し、リーグトップの塩見に並ぶなど走攻守に躍動した。離脱のブランクを感じさせない動きにも、体のキレに関しては「いや～、分かんないでしょう（笑い）。何がキレよくて、何がキレ悪いか分からないです」とマイペースな背番号5らしい回答。矢野監督から「1本より2本、2本より3本と出ることで本人も乗っていけると思うし。（中野）拓夢と近本はうちのポイントになる」と改めてその存在感の大きさについて言及された選手会長は、「勝つためにしっかり準備して、みんなで戦っていきたい」とあす26日からの中日戦に向けて意気込んだ。