楽天OP戦初“V” 和田が古巣撃ち!!開幕スタメン確実弾「最高の形」

[ 2022年3月21日 05:30 ]

オープン戦   楽天2―1巨人 ( 2022年3月20日    東京D )

<巨・楽>8回1死、ソロ本塁打を放つ和田(撮影・河野 光希)
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 遅咲きの和製大砲が、かつての本拠地で運命を切り開いた。楽天・和田にとって巨人在籍時から特別な場所だった東京ドーム。その球場で初めて放ったアーチで、開幕スタメンをたぐり寄せた。

 1点リードの8回1死走者なし。若手時代に食事に出掛けたこともある、畠の147キロ直球を豪快に右翼席に運んだ。勝利に貢献し、球団初のオープン戦1位が確定。「気持ち良かった。最高の形になった」と笑顔がはじけた。13年ドラフト2位で巨人入り。大砲と期待されたが、本塁打なしのまま19年7月に楽天にトレード移籍した。勝負の9年目。し烈な定位置争いの中でオープン戦2位の打率・385をマークし、6打点。石井監督は「開幕スタメンにふさわしい状態だと思う」と明言した。

 危機感をモチベーションに変えている。「打ち続けないと試合に出られない。僕の代わりはいくらでもいるので隙を見せないようにやっていく」。今季のチームスローガンは「譲らない!」。シーズンを通して不動の地位を確立することが次の目標だ。(重光 晋太郎)

 ▼楽天・マルモレホス(4回に来日初安打となる右前打)フィジカル的に全く問題はなく、良い状態でやれている。日本の投手にアジャストできるように調整している段階。

 ▼楽天・炭谷(9番・捕手で古巣相手に2安打1打点)自分の中でも状態が良く、順調にきている。毎日が勝負だと思っている。

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