楽天・田中将は6回6安打2失点　岡本和、丸に一発を浴びたが「準備はできた。次は本番」

オープン戦   楽天4―3巨人 （ 2022年3月21日    東京D ）

＜巨・楽＞4回1死、岡本和に同点ソロ本塁打を浴び、悔しそうな表情を浮かべる田中将（撮影・木村　揚輔）
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　楽天先発の田中将は、6回66球を投げて6安打2失点。取材での第一声は「いやあ、良くなかったですね」だった。

　4回に岡本和、5回に丸と、いずれも甘く入ったスライダーを痛打されて一発を浴びた。「両サイドのコントロールも甘かった。2本のホームランももったいなかった」と田中将。

　一方で登板中に修正作業を繰り返し、「マウンドに上がっている間に、少しでもいい方に持っていこうと色々と出来たのは収穫」と振り返った。

　日本球界復帰の昨季は4勝止まり。今季は9年ぶりのV奪回のためにフル回転の活躍が期待される。

　シーズンでは開幕2カード目の初戦となる29日のオリックス戦の先発が有力。田中将は「準備はできた。もう次から開幕なんで」と力を込めた。