6球団がOP戦終了　日本ハム・新庄監督「いいムード」、DeNA・三浦監督「完成でも何でもない」

＜日・D＞8回交代を告げスタンドに向かってポーズを取る新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
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　25日の開幕戦へ、オープン戦を終えた6球団の監督が総括した。

　≪日本ハム8勝6敗2分け　新庄監督「力まないメンタル」≫シーズンはこんなにうまくいかないと思う。でも、ベンチのいいムードはつくってきた。他のチームとは、ちょっと違う雰囲気だとは思う。向こう（相手）は力むところを、こっちは力まないメンタルはつくってきたかな。

　≪オリックス8勝7敗　中嶋監督「走る意識」の向上≫打線については調整優先になった部分はあるが、毎年のこと。足を使った攻撃とか、いろんなことを想定しながら。走れるメンバーはスタートを切らせましたし、他のメンバーでも走る意識は持たせないと、と思っていたので。

　≪ソフトバンク8勝5敗3分け　藤本監督「いい競争ができた」≫前半はプレッシャーを与えすぎたかなと思ったが、みんなが状態を上げる中でいい競争ができた。レベルの高い競争をしてくれたので、良かったかなと思っています。いい形で開幕には入れるかなと思います。

　≪DeNA9勝5敗2分け　三浦監督「日々の練習を継続」≫最後の2試合に逆転負けをしたけど、それほど悲観はしていない。内容は悪くない。自分たちはまだ途中。今の段階で完成でも何でもない。シーズンに入っても変わり続けないといけない。日々の練習を継続していきたい。

　≪広島5勝9敗2分け　佐々岡監督「泥くさく得点狙う」≫（鈴木）誠也の穴は大きく、一発や長打で点を取るのは難しい。犠打など、どうにかつないで、次の塁を泥くさく狙うことを意識してきた。今の段階ではそういう攻撃になるだろうが、外国人が入ってくればまた変わってくる。

　≪阪神8勝4敗3分け　矢野監督「不安なく臨める形」≫近本と佐藤輝がしっかりした内容と結果を残してくれたのは、軸になるところなので、落ち着けるかなと思う。まだまだシーズンの中で成長してもらわないと困るけど、開幕前の準備としては不安はなく臨める形になった。