OB誠也先輩に白星届けられず…二松学舎大付エース・布施 4回1/3で7失点崩れた

[ 2022年3月21日 05:30 ]

第94回選抜高校野球大会第2日第3試合・1回戦   二松学舎大付3-9聖光学院 ( 2022年3月20日    甲子園 )

<二松学舎大付・聖光学院>4回1/3を投げ7失点と崩れた二松学舎大付先発・布施(撮影・大森 寛明)
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 二松学舎大付(東京)はカブスに移籍が決まったOBの鈴木に白星を届けられず。エース左腕の布施東海(3年)が4回1/3を投げ7失点と崩れた。6四死球を与え「心に余裕がなくて、自分の未熟さが出た」と唇をかんだ。

 ロッテのドラフト4位・秋山を擁した昨夏の甲子園ではベンチ入りしたが、登板機会はなし。初の聖地のマウンドで「のみ込まれてしまった。一から鍛え直して勝てる投手になりたい」と誓った。市原勝人監督は「やりたいことだらけ。伸びしろがあるチームだと思う」と夏へ視線を向けた。

 ≪東京の天敵福島≫東京対福島のセンバツ初対決は福島に軍配が上がった。東京勢は71年夏、日大一0―1磐城、12年夏の日大三1―2聖光学院に続き福島勢に甲子園3戦3敗となった。東京は都道府県別で大阪、兵庫に次ぐ3位の春夏通算309勝をマークしているが福島と岐阜(6敗)には未勝利となっている。

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2022年3月21日のニュース