ソフトバンク・開幕投手の石川 「メリハリ」でロッテ封じ誓う

[ 2021年3月25日 19:16 ]

<ソフトバンク練習>笑顔でキャッチボールする石川(撮影・岡田 丈靖)
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 初の開幕投手を務めるソフトバンクの石川柊太投手(29)が25日、ペイペイドームで行われた全体練習で汗を流した。育成出身初の開幕戦白星が掛かるロッテ戦を前に意気込みを語った。

 「143分の1。そういうつもりで臨む。その試合で全てが終わるわけではなくて、その試合からすべてが始まる。明日、勝ってその後6連敗、7連敗してしまってはプロ野球選手としてダメ。結果を出せていない証拠なので。自分の出来ることをやっていくことが一番大事かなと思う」

 昨季、パ・リーグで唯一、負け越しているロッテが相手だが「メリハリをしっかりとしたい。攻めるとこ、丁寧に行くところの押し引きが出来れば試合を作れていく」。難敵を抑え込むイメージは出来ている。

 初の大役に緊張感はあるが「マウンドに上がったら、緊張感に開き直りを乗せて投げるという感じ。テンポの良い投球が出来れば」と石川。プレッシャーと戦いながらも、持ち前のテンポの良さを発揮する構えだ。

 昨季、最多勝と最高勝率の投手2冠に輝いた右腕が5年連続日本一に向けて開幕ダッシュを決める。

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2021年3月25日のニュース