天理の達孝太が今大会最速148キロ 初戦161球から中4日、2安打完封も「余裕を持って投げられた」

[ 2021年3月25日 16:51 ]

第93回選抜高校野球大会第6日第3試合 2回戦   天理4-0高崎健康福祉大高崎 ( 2021年3月25日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・天理>  完封勝利を挙げた天理・達    (撮影・成瀬 徹)  
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 第93回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、2回戦となった第3試合は天理(奈良)が4-0で高崎健康福祉大高崎(群馬)を破り、08年以来13年ぶりとなるベスト8入りを果たした。

 
 圧巻の投球だった。ドラフト候補の右腕・達孝太が1メートル93の長身からから投げ下ろす今大会最速となった148キロの直球やフォークを武器に、2安打8三振、134球での完封勝利。初戦の宮崎商(宮崎)戦での161球1失点完投勝利に続いて中4日での大仕事となった。

 達は「完封出来たけど、フォアボールが多かった」と反省の弁も「きょうは持ち味のストレートが思っているところに決めることができた」と振り返った。2回以降はなかなか追加点が入らない状況だったが、「2点リードがあれば十分だと、余裕を持って投げられました」とも語った。大会最速となる148キロが出たことについては「今初めて聞きました」と笑顔で話した。

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