西武・山川が山本撃ちを誓う 目標は最低でも40発、100打点

[ 2021年3月25日 17:31 ]

<西武練習>打撃練習する山川(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 山本、山本、山本。西武の主砲・山川穂高内野手(29)の頭の中は、この数日間、相手エースのことで埋め尽くされていた。

 「家に帰っているときに、山本のことをどれだけ考えているか。発表されてから、ずっと僕の頭の片隅に山本がいる」

 開幕戦で対峙する右腕のデータは何度も確認した。昨季10打数1安打に封じ込まれた難敵を「パ・リーグナンバーワンだと思うし、そのうちメジャーリーグにも行くんじゃないか」と称え「自分の理想通りになると思っていないので、とにかく死ぬ気で食らいついていきます」と泥臭く戦う覚悟を示した。

 今季の目標を問われると「最低でも40発、100打点。去年の屈辱を全て晴らす」と言い切った。昨季は右足首を痛めてシーズンを全うできず、18年のレギュラー定着後、ワーストとなる打率・205、24本塁打、73打点に終わった。「やられたい放題だったので、今年は必ずやりかえしたい。明日(26日)からは結果がすべて」。その第一歩となる開幕戦。宿敵・山本撃ちで自身もチームも波に乗せる。

続きを表示

2021年3月25日のニュース