白血病から復帰果たした北別府さん、かつての教え子から届いた祝福の花に感謝 愛妻は主治医の転勤に涙も

[ 2021年3月25日 16:48 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、昨年1月に公表した成人T細胞白血病(ATL)から復帰した野球解説者の北別府学さん(63)が25日、自身のブログを更新。広島コーチ時代の教え子から復帰を祝福する生花が届いたことを報告し、深く感謝した。

 「コーチ時代の選手から素晴らしい花をお届けいただき感激、感謝」として花瓶に生けられた豪華な生花の写真を掲載。贈り主の名前にはモザイクがかけられているものの「祝 復帰」の赤文字が添えられている。また、「テレビを観ていた義弟からスーツと同じ色の日本酒が届きましたがこれからブルーをラッキーカラーとしよう」ともつづっている。

 北別府さんは昨年1月20日に成人T細胞白血病を患っていることを公表。5月19日には次男をドナーとする骨髄移植を受け、7月11日に退院した。その後は自宅で療養していたが、GVHDという移植後特有の合併症状により12月23日には再入院。大みそかに退院し、今月19日にはレギュラーコメンテーターを務める広島ホームテレビ「みみよりライブ 5up!」(月~金曜後4・39)にサプライズ出演して約1年2カ月ぶりに“現場復帰”を果たし、22日にはレギュラーコメンテーターとしても復帰していた。

 前日の24日に更新したブログでは「心から信頼している方との別れです」として闘病を支えてもらった主治医の転勤を報告。「最高の信頼関係で治療をしてもらいました。転勤の知らせを聞き家内がワッと泣き出してしまい先生がそんなに泣かんでもという言葉にさらに泣き、、」とし「先生からお願いもありました。ALTという厄介な病気ですが乗り越える事ができるということを発信してくださいと」言われたことも明かした北別府さん。「もちろん!」と力強い言葉でブログを結んでいた。

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2021年3月25日のニュース