中日の新社長に吉川克也氏　矢野社長は相談役に

中日の新社長に就任した吉川克也氏（球団提供）
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　中日は25日、定時株主総会、取締役会を開き、吉川克也氏（64）が新社長に就任したと発表。現社長の矢野博也氏は相談役に就任する。

　吉川新社長は南山大経営学部卒業後、1980年に中日新聞社に入社。広告局長などを経て17年から中日アド企画の代表取締役を務めていた。

　大島宇一郎オーナーは「矢野前社長には、選手・スタッフ・職員のマネジメントから球団の広告塔としての役割まで幅広く尽力してもらい、昨季は8年ぶりにAクラス入りを果たすなど、球団を上昇気流に乗せることができました」と感謝。

　そして「バトンを受け継ぐ吉川社長には、この上昇気流をさらに高め、チームの全盛期を築くため、力を発揮してもらいたいと思います。また、広告会社の経営経験を生かした営業面での手腕も振るい、より地域に根差し、愛される球団づくりにも励んでもらいます」と新社長に期待を寄せた。