巨人・大城 エイサー太鼓の応援グッズ発売 沖縄出身、深い郷土愛 新様式にもマッチ

[ 2021年3月25日 05:30 ]

巨人・大城の打席登場時にオーロラビジョンで放映される映像。エイサー太鼓を打ち鳴らす(球団提供)
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 沖縄出身の巨人・大城卓三捕手(28)の応援グッズ「エイサー太鼓」が発売されることが24日、分かった。「7番・捕手」としてプロ4年目で初の開幕スタメンが確実。今季は沖縄の伝統芸能「エイサー」で使われる太鼓の演奏が打席前に流れるのに加え、ファンの生太鼓の音も背に受けながら出陣する。

 東京ドームでの全体練習後、大城は26日のDeNA戦(東京ドーム)に向けて「一発目。勝つのと負けるのとでは違う。本当にやるだけ」と語った。開幕戦では東海大相模、東海大の先輩である菅野とバッテリー。原監督は「声も出て、リーダーシップも取れるようになってきた」と正捕手定着を期待する。大城は那覇市制100周年記念事業の支援に100万円寄付するなど郷土愛が深い。焼失した首里城の再建のための寄付も行ってきた。

 バチがバットの形状になった新グッズの太鼓は心強い援軍。新型コロナ感染防止対策で声援が自粛される中、新たな応援様式にもマッチ。打撃が持ち味の女房役は、今季の目標を「2桁打てるように」と自身初の10本塁打以上と設定した。

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