中京大中京・高橋監督「最後まで粘り強い野球ができた」接戦制し11年ぶり初戦突破

[ 2021年3月25日 10:57 ]

第93回選抜高校野球大会第6日第1試合 1回戦   中京大中京2―0専大松戸 ( 2021年3月25日    甲子園 )

<中京大中京・専大松戸>中京大中京の先発・畔柳(撮影・平嶋 理子)                                              
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  第93回選抜高校野球大会第6日は25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。1回戦最後の試合となった第1試合は、中京大中京(愛知)が2―0で専大松戸(千葉)に勝利した。

 中京大中京は2回1死一、三塁、4回1死二塁、塁と好機をつくったがあと一本が出なかった。それでも両軍無得点で迎えた7回2死二塁から途中出場の櫛田理貴が左翼へランニング本塁打して2点を勝ち越し。投げては、エース右腕・畔柳亨丞は力のある140キロ台の直球を武器に12三振を奪い6安打完封した。

 試合後、高橋源一郎監督(41)は「最後まで粘り強い野球ができた。卒業した昨年の選手たちは、この場を踏めなかったものですから、その思いも背負って戦ってくれた」とナインを称えた。完封の畔柳については「専大松戸さんのコンパクトなスイングに何度もピンチはあったんですが、要所で自分の力を目いっぱい出してくれた。最後まで自分らしい投球ができていた。冬場のトレーニングで1試合投げる力もついた。エースとして大一番で頼りになる」と話した。

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