今季初勝利の西武・榎田「必死だった」、先制打の栗山は「全力で勝つのみ」 2位ロッテに1ゲーム差

[ 2020年11月2日 21:29 ]

パ・リーグ   西武4ー0日本ハム ( 2020年11月2日    メットライフD )

<西・日>お立ち台で笑顔を見せる榎田(左)と栗山(撮影・尾崎 有希)
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 CSファイナルステージ進出圏内の2位を狙うためには負けられない一戦で、西武の投打のベテランがチームを勝利に導いた。

 4番に入った栗山巧外野手(37)が初回1死二、三塁から左前2点適時打で先制。10試合連続で4番に入るベテランは、これで4試合連続打点となり「最近1打席目にいい場面が回ってくる。勘弁してくれよと思いながらも、何とか頑張りたいと思った」と振り返った。4番については「いいところで回ってくるのはわかっている。こういう(2位争いで負けられない)状況で、何とか仕事をしたい」と語った。

 投げては先発の榎田大樹投手(34)が6回1/3を1安打無失点の快投。今季5度目の登板で今季初勝利を挙げた。2回は無死から死球、4回は1死から四球で出塁を許したが、いずれも後続を併殺打に仕留め、無安打投球を続けた。7回1死から杉谷に初安打となる右中間二塁打された際には、球場からもため息にも似た声が上がり「(声援が)あーっという感じだったので申し訳ない気持ちもあった」としながらも「必死に投げていた」と話した。

 ベテラン2人が勝利に向かって先頭に立って戦う。残り6試合で2位ロッテには1ゲーム差。栗山は「野球ができる喜びを感じながら全力で戦う。全力で勝つのみ」と力を込めた。

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2020年11月2日のニュース