ロッテ・清田 史上13人目「全打順本塁打」達成!4番で待望のアーチ

[ 2020年11月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ3―3楽天 ( 2020年11月1日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>1回裏1死一塁から左越えに先制2ランを放ちベンチに迎えられる清田(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・清田が史上13人目の「全打順本塁打」を達成した。初回2死一塁で左翼へ先制6号2ラン。2試合連続で座った4番で初めて一発を放った。全打順でのアーチは9月26日のオリックス・T―岡田以来で、ロッテ所属時の達成は09年の井口監督以来3人目だ。

 直後に同点とされ「追いつかれてしまいましたけど次です。次も頑張ります!とにかく勝ちたい」とコメントした。1点を追う7回は中前打で出塁。相手先発・滝中からのチーム全2安打を1人で放ち、安田の同点打につなげた。

 結局、打線は計3安打で引き分け。井口監督は「打線が捉えきれないのが一番の課題」と話す一方で「投手陣がよく守り抜いた」と5回以降は無失点の救援陣を称えた。依然として2位も、3位・西武と1・5ゲーム差。CS進出へ正念場が続く。(岡村 幸治)

 ≪ロッテ生え抜きでは堀以来2人目≫清田(ロ)が初回に本塁打。4番での本塁打はこの試合が初めてで、9月26日のT―岡田(オ)以来プロ野球13人目の全打順本塁打を達成した。ロッテの生え抜きでは、98年堀幸一に続き2人目となった。本塁打数57本での達成は、02年五十嵐章人(近鉄=26本)、19年島内(楽天=45本)に次いで3番目に少ない本数での達成となった。

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2020年11月2日のニュース