具志川商　かき回した4盗塁！　九州大会初出場で初戦突破

高校野球秋季九州大会1回戦   具志川商4―2東海大熊本星翔 （ 2020年11月1日    諫早市第1 ）

＜具志川商・東海大熊本星翔＞完投した具志川商の新川
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　具志川商（沖縄）が4盗塁と足を絡めた走塁を武器に、九州大会初出場で初勝利を飾った。鮮やかだったのは1点リードの5回2死一、三塁。一塁走者がスタートし、相手捕手の二塁送球を見て三走の大城もスタート。一走が挟まれている間に大城がホームインに成功した。貴重な4点目を挙げガッツポーズした大城は「投げた瞬間、捕手のリリースが高かった。自分の判断でいきました」と胸を張った。

　このプレーの直前にも無死一、二塁のチャンスがあった。しかし、二塁走者がけん制でアウトに。それでも大城は「自分たちでは攻めたプレーだった。切り替えられた」と引きずらなかった。今日の準々決勝で福岡大大濠に勝てば、初の甲子園が見えてくる。大城は「自分たちで新しいレールを」と目をぎらつかせた。