ヤクルト ソフトB退団の内川を獲得調査へ 一塁固定&打撃強化で争奪戦も

[ 2020年11月2日 06:30 ]

<ウエスタン、ソ・神>試合後、ファンに挨拶する内川(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ヤクルトがソフトバンクを今季限りで退団する内川聖一内野手(38)の獲得に向けた調査に乗り出すことが1日、分かった。退団が正式発表され次第、速やかに動きだす。

 最下位に沈むチームは投打ともに補強ポイントは多いが、内川もその需要と合致する。今季は一塁を固定できず、先発最多は村上の66試合で坂口が45試合で川端と松本が1試合ずつ。リーグワーストのチーム打率・244の打線で、右打者の主軸は山田しかいない。
 内川は横浜(現DeNA)時代の08年、ソフトバンクに移籍した11年にも首位打者に輝き、両リーグでタイトルを獲得。卓越した技術でチームに貢献してきた。今季は1軍出場こそなかったが、2軍で42試合に出場し、打率・327、1本塁打、17打点。この日も2軍で試合出場を果たすなどコンディション面にも不安はない。

 すでに中日が獲得に向けた調査に乗り出しており、今後は複数球団による争奪戦に発展する可能性が高い。

続きを表示

2020年11月2日のニュース