巨人から戦力外の藤岡貴裕投手 「大学ビッグ3」で3球団競合ドラフト 今季は12試合登板

[ 2020年11月2日 18:34 ]

巨人の藤岡貴裕投手
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 巨人は2日、藤岡貴裕投手(31)に来季の契約を結ばないことを伝えた。

 藤岡は桐生第一では2年夏、3年春に甲子園出場。東洋大では東都リーグで通算27勝9敗、防御率1・32の成績を残し、東海大の菅野(現巨人)、明大の野村(現広島)とともに「大学ビッグ3」と呼ばれた。

 11年のドラフトで3球団の競合の末、ロッテにドラフト1位で入団。背番号18をつけた。開幕ローテーション入りを果たし、12年4月1日の楽天戦でプロ初登板初先発で初勝利。1年目は6勝を挙げた。

 しかし、将来のエース候補と期待されながら伸び悩み、18年7月に日本ハムにトレード移籍。昨年6月にトレードで巨人入りしたが、同年は移籍後の1軍登板はなかった。契約更改では「投げてなんぼ。しっかり準備していきたい」と決意表明していたが、今季は12試合に登板し0勝0敗、防御率3・12だった。通算では178試合で21勝32敗、防御率4・14。

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2020年11月2日のニュース