阪神・上本 2軍最終戦で“同じく退団”の内川に肩たたかれる 2安打で虎に別れ

[ 2020年11月2日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神1-5ソフトバンク ( 2020年11月1日    タマスタ筑後 )

<ウエスタン、ソ・神>5回無死、中前打を放った上本(撮影・中村 達也)
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 来季の戦力構想から外れている阪神・上本が、今季のウエスタン・リーグ最終戦となったソフトバンク戦で惜別の2安打を放った。

 「いつもと一緒です」

 試合後は今まで同様にクールな対応に終始したが、意地を見せつけるラストだった。3回の守備から二塁に就くと5回先頭の最初の打席では二遊間を破る中前打。一塁塁上で同じく今季限りでソフトバンクを退団する内川と会話を交わし肩を叩かれる場面もあった。

 7回2死からの2打席目では元同僚の松田遼の直球を左前に運んだ。その後、江越の左翼線二塁打で一気に本塁を狙ったが憤死。それでも攻守にアグレッシブなプレーを見せ続け、筑後まで駆けつけたファンから温かい拍手が送られた。現役続行を希望しており、今後は他球団でのプレーを模索していく。(阪井 日向)

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2020年11月2日のニュース