福岡大大濠、初戦突破 エース左腕・毛利14奪三振完投 「コントロール重視で丁寧なピッチングできた」

[ 2020年11月2日 05:30 ]

高校野球秋季九州大会1回戦   福岡大大濠3―1大分商 ( 2020年11月1日    諫早市第1 )

<福岡大大濠・大分商>7回のピンチをしのぎ、吠える福岡大大濠の毛利
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 秋季福岡大会では立ち上がりに難があった福岡大大濠の左腕、毛利が「ギアマックスでいった」。初回から3者連続三振を奪う好スタート。ただ、落とし穴が待っていた。

 「今日の反省点」と話す3回だ。2四球で走者をためると2死一、二塁から同点の適時打を浴びた。「投げ急いで体重移動がしっかりできていなかった」と振り返る。ベンチに戻ると八木啓伸監督から「自分のテンポで」と声を掛けられた。クイックを交ぜるなど工夫したことで制球が安定した。4回以降は最速140キロをマークした直球に、スライダー、カーブも駆使して三振の山を築いた。

 8回にはここまで全打席で出塁を許していた4番・三代を「絶対、三振を取ってやろうという気持ちだった」と直球で三振に切った。終わってみれば圧巻の14奪三振。「(4回からは)コントロール重視で丁寧なピッチングができたと思います。三振の数はたまたまです」と謙遜した。

 小学校時代はホークスジュニア、中学時代はボーイズの日本代表と豊富な経験を持つ。野球だけが左利きの変わり種だ。如水館(広島)OBの父・貴博さんが中学時代に左腕・佐竹健太(元広島、楽天)とチームメートだったことがきっかけ。「左は格好いい、というのがあった」と貴博さん。幼稚園の頃から左用のグラブを使って練習を重ねてきた。

 福岡大大濠ではオリックスからドラフト会議で1巡目指名された山下舜平大(3年)と一緒に練習してきた。「全てが素晴らしいです」と、姿勢を間近で学んだ。山下からは「頑張ってこい。次はおまえの番だ」と激励され力にした。ドラ1をお手本に、腕を振る。

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