五輪・パラ実行委がコロナ技術実証視察 ハマスタ2万7850人を動員

[ 2020年11月2日 05:30 ]

大規模イベントの入場制限緩和に向けて、プロ野球の公式戦で満員を目指して観客を収容し、調査が実施された横浜スタジアム
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の視察団が1日、プロ野球DeNAのウィズコロナにおける大規模イベントガイドライン策定に向けた技術実証を視察した。

 マスク着用率や二酸化炭素濃度を可視化する最先端技術、トイレや売店の混雑状況をスマートフォンで確認できる仕組みなどをチェック。中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサー(GDO)は「大いに参考になった。観客の方と情報をどう共有するかがポイントになる」と語った。DeNAは政府了承の下、10月30日からこの日まで横浜スタジアムで開催された阪神との3連戦を、技術実証の舞台に設定。販売可能な約3万2000席に対し観客の上限を30日は80%、31日は90%、この日は100%と段階的に引き上げた。この日の観客数は2万7850人だった。

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2020年11月2日のニュース