ブレーブスが19年ぶりに地区シリーズを制覇 ポストシーズン5試合4完封は115年ぶり

[ 2020年10月9日 07:57 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第3戦   ブレーブス7―0マーリンズ ( 2020年10月8日    ヒューストン )

19年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたブレーブス(AP)
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 ナ・リーグ第2シードのブレーブス(東地区1位)がヒューストンで第6シードのマーリンズ(東地区2位)を7―0で下して地区シリーズでは3戦全勝。ポストシーズン初登板となった右腕カイル・ライト(25)が6回を3安打無失点に抑え、自己最多の7三振を奪ってチームは19年ぶりにリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。

 ブレーブスはワイルドカード・シリーズ(3試合制)ではレッズを1―0(延長13回)、5―0で退け、地区シリーズでは9―5、2―0、7―0と2シリーズ連続のスイープ突破。ポストシーズン最初の5試合で4完封を記録したのは1905年のニューヨーク・ジャイアンツ以来、実に115年ぶりの出来事となった。

 ライトはメジャー3季目だが初勝利を挙げたのは今季(2勝4敗)になってから。投手陣は5試合、49イニングでわずか5失点(防御率0・92)という好成績を残して、ドジャースとパドレスの勝者とテキサス州アーリントンで対決することになった。

 打っては好調のダンスビー・スワンソン(26)とトラビス・ダーノー(32)がともに2安打で2打点。5回までに7点を奪ってつけ入るスキを与えなかった。

 マーリンズは昨季105敗しながら今季はワイルドカード・シリーズでカブスを2勝0敗で撃破。しかしこの日はカブスとの第2戦で好投した新人のシクスト・サンチェス(22)が3回で4点を失うなど、勝機を見いだせないままに敗れた。

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