西武・佐藤龍世被告に有罪判決 スピード89キロ超過「非常に危険で悪質」

[ 2020年10月9日 05:30 ]

西武の相内誠(左)と佐藤龍世
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 東京都内で4月、法定の最高速度を89キロ上回る時速149キロで車を運転したとして、道交法違反罪に問われた西武の内野手・佐藤龍世被告(23)に東京地裁は8日、懲役3月、執行猶予2年(求刑懲役3月)の判決を言い渡した。

 当時は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手の不要不急の外出は球団から禁止されていた。佐藤被告は同僚の相内誠投手(26)と千葉県内のゴルフ場に向かう途中だった。判決理由で三浦隆昭裁判官は「最高速度の2倍以上で運転しており、非常に危険で悪質だ」と指摘した。

 球団は起訴された8月に両選手へ無期限の対外試合出場禁止および、ユニホーム着用禁止を通達。判決を受け、球団は2人への同処分を継続することを発表した。佐藤は球団を通じ「自らの甘さが招いたことであり、多くの方の信頼と期待を裏切ることとなり、深く反省しております」とコメントした。 

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2020年10月9日のニュース