阪神2軍 コロナ影響で9選手昇格以降続いた連敗を7で止める

[ 2020年10月9日 21:45 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク3―4阪神 ( 2020年10月9日    タマスタ筑後 )

ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦の勝利に貢献し、ナインとハイタッチを交わす阪神・井上
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 阪神は接戦を制し、コロナ禍で先月25日に大量9選手が昇格して以降、1分けを挟んで続いていたウエスタンでの連敗を7で止めた。

 初回2死一、二塁で、左ふくらはぎ痛から復帰し、3日広島戦(由宇)以来の出場を果たしたマルテが2点中越え適時打を放ち先制。続く2回にはコロナウイルス感染者との濃厚接触者扱いとしての隔離が続き、この日実戦復帰した江越が左翼フェンス直撃の適時二塁打で加点した。江越はこの日フル出場して5打数1安打1打点。ともに復帰し、6回まで出場して3打数無安打だった木浪と共に再出発を果たした。

 3―1の7回にはドラフト2位・井上が本塁打王争いでウエスタン・リーグ単独トップに立つバックスクリーン直撃の8号ソロ。先発ガルシアが7回1失点と力投し、最後は2番手の望月が9回に1点差に追い上げられながらも逃げ切った。

 コロナ禍によって選手の大量昇格によって続いた連敗はようやくストップ。平田2軍監督は「久しぶりのゲームにしては、江越も良い感じで全部打っていたし、木浪も内容はそんなに悪くない」と久々の実戦となった2選手について安堵(あんど)の表情を浮かべていた。木浪と江越はあす以降も2軍戦で実戦感覚を養っていく。

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2020年10月9日のニュース