阪神・矢野監督「社長の思いもしっかりオレらが持って戦っていく」

[ 2020年10月9日 16:38 ]

練習視察を終えて引き揚げる矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神・矢野燿大監督(51)が9日、揚塩健治球団社長がチーム内で2度に渡って新型コロナウイルス感染者を出した責任を取り、11月末日限りで辞任の発表をしたことについて言及した。

 「一緒にね。戦ってきた方なんで申し訳ない気持ちと、もちろん残念な思いもあるし、複雑な気持ちやけど…。本当に前を向いてやっていこうと、オレの野球のこともすごく背中を押して、今日もみんなの前で超積極的、諦めない、誰かを喜ばせようという、オレがずっと言っていたんだけど、そういう野球をずっと後押ししてもらっていたんで。そういうところでは、残念で申し訳ない」

 今季残り26試合という状況での突然の発表となったが「何で恩返しできるかというとオレらの元気な姿見せて、戦う姿見せて、もちろん、その中でプロなんで勝つということも含めて。精一杯、社長の思いもしっかりオレらが持って戦っていくという決意でいる」と最後まで全力で戦い抜く覚悟を見せた。

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2020年10月9日のニュース