阪神 6回11人攻撃8安打6点!矢野監督「勝ち方よかった」

[ 2020年10月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-1広島 ( 2020年10月8日    マツダ )

<広・神>6回無死、梅野は右前打を放つ (撮影・奥 調)
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 ビッグイニングだ。打者11人で一挙6得点。秋風を吹き飛ばすような8安打の集中攻撃にベンチが沸いた。6回だ。サンズ、ボーアの連弾だけで終わらない。梅野、小幡、西勇の連打で9月10日DeNA戦以来の先発全員安打を記録すると、近本が11度目の猛打賞となる中前打で6連打のお祭り騒ぎだ。

 「第1打席が大事。そこに集中している」と言い続けてきた近本は初回の左前打でギアを上げると、5回には遊撃内野安打と23個目の盗塁に成功。3安打3得点で打率も前日から4厘上げ、・293と3割を射程圏に入れた。

 さらにこの回、糸井、大山にも連続適時打が飛び出した。本塁打では巨人・岡本に再びリードを許した大山だが、2安打はいずれも得意の初球打ち。リズムは乱れていない。

 矢野監督も「みんながしっかり(得点に)絡んだゲームになった。昨日は負けているんでね。そういうところでは勝ち方も良かったかなと思う」とセンターから逆方向に徹した猛攻に手応えを感じていた。

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