ヤクルト・歳内 NPB復帰後初白星から2連勝逃す 勝利投手の権利まであと2死…誠也弾に屈す

[ 2020年10月9日 20:28 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2020年10月9日    マツダ )

<広・ヤ>力投する先発の歳内 (撮影・奥 調)
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 9月にヤクルト入りし、NPB復帰を果たした歳内宏明投手(27)が広島戦(マツダ)に先発登板。今季2勝目の権利を得るまであと2死となった5回1死から広島・鈴木誠也外野手(26)に2ランを打たれて降板、2連勝を逃した。

 登板前の1回表に味方打線が主砲・村上の先制2点打などで大量4点を援護。その裏、そして2回と2イニング連続で連打されるも無失点で切り抜けた歳内だった鈴木誠に2度もしてやられて降板となった。

 4―0で迎えた3回、1死一、三塁から鈴木誠に左前適時打を許して1点を失うと、4―1で迎えた5回には1死一塁から鈴木誠に投じた初球の真ん中低め直球を打たれ、打球は左翼スタンド上の看板を直撃する21号2ラン。ここで降板となった。

 歳内の投球内容は4回1/3で打者21人に対して92球を投げ、8安打3失点。1三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 前回登板した1日のDeNA戦(横浜)では7回5安打無失点と好投し、3度目の先発で移籍後初勝利。NPBでは阪神時代の2015年9月29日以来1829日ぶりの白星となったが、2連勝はならなかった。

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2020年10月9日のニュース