神村学園 17安打12点で連覇! 古川主将、後輩へ「3連覇、頼むぞ!」

[ 2020年7月30日 05:30 ]

鹿児島大会決勝   神村学園12―2国分中央 ( 2020年7月29日    平和リース )

<神村学園・国分中央>2連覇を達成し、喜びを爆発させる神村学園の選手たち
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 鹿児島県高野連が独自に開催する代替大会は29日、決勝が行われた、神村学園が国分中央に12―2で下し、夏2連覇を達成。決勝前日の練習で右膝を痛めた正遊撃の古川朋樹主将(3年)がベンチスタートとなった中、チーム一丸となって17安打12得点と打線が爆発した。

 マウンド付近に広がった歓喜の輪。仲間におんぶされた古川主将を待って、神村学園ナインは連覇達成の喜びを爆発させた。

 古川は前日の練習で右膝を痛めてベンチから戦況を見つめた。出番は5点リードの7回無死一、三塁。代打で中前適時打を放ち試合を決定づけ、代走を送られた。「みんなが自分のバットやヘルメットを使ってくれた。その思いに応えたかった。いい仲間に巡り会えたなと思う」と感謝した。小田大介監督は「一本に懸けるところを見せてくれた。日本一の主将です」と声を詰まらせながら称えた。

 主将のためにチーム一丸となった。2回に1番・田中大の2点三塁打で先制。2―2の3回には3番・桑原の中越え勝ち越しソロなどで4点を奪った。17安打12得点と打線が爆発。3安打1打点で胴上げ投手にもなった桑原は「主将のためにも優勝する気持ちで臨んだ」と胸を張った。

 今大会に向け、古川主将は「3年生で21人で戦いたい」と小田監督に直訴した。指揮官は「(生活面など)取り組む姿勢でも圧倒して、勝ち上がろう」と3年生と約束。6試合で84得点と試合でも相手を圧倒した。

 昨年末には兵庫・淡路島で合宿し、3日で120キロほど走るなど体をいじめ抜いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園出場の夢は果たせなかったが、小田監督は「冬場の過ごし方は間違っていなかったことを証明できた」と誇った。目標は後輩たちへ引き継がれる。お立ち台でメッセージを求められた古川は「3連覇、頼むぞ!」と叫んだ。

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