阪神ドラ2・井上 ウエスタンで本塁打&打点の2冠王 公式戦18試合全て4番で出場

[ 2020年7月30日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2-7ソフトバンク ( 2020年7月29日    タマホームスタジアム筑後 )

阪神の井上                                                          
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 阪神のドラフト2位・井上が圧巻の一発でウエスタン・リーグ単独の2冠に躍り出た。

 ソフトバンク戦に「4番・右翼」で先発し、4回2死一塁で左腕・大竹の135キロ直球を完璧に仕留めた。左翼手も見送ることしかできないほどの大きな放物線を描いた打球が、左中間の防球ネットに着弾。17日の同・広島戦以来公式戦5試合ぶりの2ランは、並んでいた同僚の中谷を抜いて単独トップに立つ4号。練習試合を入れるとプロ通算10本目のアーチだった。

 公式戦18試合に全て4番として出場。この日の一発で打点は17とし、2位の広島・林を6打点突き放した。「流れが悪いときにホームランだったり、自分のヒット1本で大量点につながるような打者になりたい」と話していた18歳。勝負強い4番として日ごとに存在感を増している。

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2020年7月30日のニュース