阪神・高橋 復帰後5戦目で最長の5回を2失点 1軍昇格争いのスタートラインへ

[ 2020年7月30日 14:40 ]

ウエスタン・リーグ   タマスタ筑後 ( 2020年7月30日    ソフトバンク―阪神 )

阪神・高橋
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 左肩コンディション不良から復活を目指す阪神の高橋遥人投手(24)は、実戦復帰後2度目の先発登板で5回6安打2失点。故障者組“卒業”をかけた登板で予定の5イニングを無事に消化した。

 序盤2イニングは無失点スタート。3回は先頭の海野に遊撃への内野安打で出塁を許し、犠打と佐藤の左前打で1死一、三塁に。柳町をこの日最速タイの148キロで見逃し三振に仕留め2死としたが、続く真砂への2球目で佐藤が二盗。真砂が放った遊撃左への内野安打で、三塁走者と二塁走者の佐藤も俊足を飛ばして本塁生還し、高橋は2点を失った。実戦復帰後5戦目、10イニング目にして初の失点だった。

 それでも4回は無死一、二塁からリチャードを遊ゴロ併殺、海野を中飛に抑え、5回は3者凡退。復帰後最長の5イニングを73球で投げ終えた。登板後の状態に問題が無ければ故障者組を外れる予定。潜在能力抜群の左腕が、ようやく1軍昇格争いのスタートラインに戻ってくる。

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2020年7月30日のニュース