神奈川高校球児へ 「44年」世代元球児たちが高野連へ消毒液寄贈

[ 2020年7月30日 18:51 ]

神奈川県高野連の栗原豊樹専務理事(左)に、寄贈する消毒液を手渡す元横浜商の仙田聡さん(提供写真)
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 1969年(昭44)年度生まれの元神奈川高校球児が集まって昨年冬に結成された「神奈川44会」が、神奈川県高野連に消毒液を寄贈した。

 コロナ禍で夏の甲子園が中止となり、現3年生は聖地を目指す道が断たれた。現在、社会人野球・JX―ENEOSを指揮する桐蔭学園出身の大久保秀昭監督らが中心となって「高校生に何かしてあげられることはないか」と立ち上がり、今回県高野連への寄贈につなげた。

 44会の面々が3年だった87年は桐蔭学園・小桧山雅仁、鎌倉学園・若田部健一ら好投手がそろった世代。激戦区の中で前年夏の代表校だった横浜商が連覇を達成。甲子園出場を勝ち取った。

 当時横浜商のエースだった仙田聡さん(元熊谷組)らが高野連を訪れ、消毒液約200本を贈った。

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2020年7月30日のニュース