愛知県高野連 独自大会開催要項を発表、7月4日開幕 182チーム出場予定

[ 2020年6月5日 18:30 ]

 愛知県高野連は5日、名古屋市内で運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となった全国高校野球選手権大会・愛知大会に代わる独自の大会の開催要項を発表した。

 名称は「夏季愛知県高等学校野球大会」で7月4日に開幕。土日祝日で試合を行い、日程消化が順調なら8月2日が決勝戦となる。10回からのタイブレーク制を導入し、4回戦までは地区ごとに地元球場で試合開催。無観客試合で控え野球部員、保護者の観戦は可能とした。感染対策、熱中症対策に万全を期すが、感染拡大により緊急事態宣言が発令された場合。大会関係者が感染して運営が困難な場合。雨天順延により、日程が8月9日を越える場合には大会を打ち切る。現状で186校、182チームが出場予定で、10球場を使用する。

 愛知県高野連は甲子園大会中止が決まった5月20日に、早々と独自の大会を開催することを表明。須田文清会長は「高校生の気持ちに寄り添うために、できることとして、独自の大会を運営していく。歴史に残るであろう困難の中、この大会も歴史に残る。出場することに誇りを持ち、力一杯のプレーをして欲しいと願っています」と話した。

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2020年6月5日のニュース