阪神・スアレス 剛球連発で中継ぎ決定 矢野監督「1イニングやったら、スゴいボール来ている」

[ 2020年6月5日 05:30 ]

練習試合   阪神6-0広島 ( 2020年6月4日    甲子園 )

8回、1イニングを三者凡退に斬って取り、坂本(左)とグラブタッチを交わすスアレス(撮影・北條 貴史)
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 ミットに突き刺さるような剛球の連続だった。8回に4番手で登板した阪神のスアレスが150キロ台後半の速球を連発。圧巻の3人斬りを披露した。

 「相手のバッターのスイングを見ても、コンタクトできていない印象だったから、手応えはあったね」

 言葉通りの内容だ。156キロで空振り三振に仕留めた先頭の安部はぼうぜんとした表情を浮かべ、続く磯村は高めボール球157キロに思わず手が出て捕邪飛。最後の野間は145キロ高速チェンジアップで遊ゴロだ。最速158キロ、最遅でも155キロの豪快な速球でまともにスイングさせなかった。

 矢野監督は決断した。「もう中(継ぎ)でいこうかなと。現状はね」。続けて「1イニングやったら。スゴいボールが来ているんでね。やっぱり中継ぎが合ってるんかな、っていうのは今日見て再確認できたかな」とうなずいた。ソフトバンクに在籍した昨季6度の先発経験があることから継続してきた中継ぎとの両にらみで調整を経て起用法が一本化。16年に26ホールドを挙げた実績と短いイニングへの高い適性が決め手になった。

 従来4人の1軍外国人枠の1増案(1試合の出場は変わらず4人まで)が8日の実行委員会で承認されれば「野手3人、投手2人」などの配置が可能。先発候補のガンケルを登板日まで登録しなければ、スアレスをエドワーズとともにブルペン待機させる布陣も考えられる。3日に腰の張りで緊急降板した藤川の状態次第では重要なポジションを担う可能性もあり、猛虎の強みである中継ぎ陣にまた1人、心強い男が加わった。(巻木 周平)

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