阪神・開幕投手の西勇は5回2失点「自分の試したいこと、やりたいことはできた」

[ 2020年6月5日 19:48 ]

練習試合   阪神―ソフトバンク ( 2020年6月5日    甲子園 )

<神・ソ>5回表終了後、ナインとエアタッチをかわす西勇(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の開幕投手を務める西勇輝投手(29)は5回を投げ5安打2失点だった。

 「自分の試したいことや、やりたいことはできたと思いますし、今日の登板を踏まえてこれから開幕に向けて自分がやるべきことも改めて明確になった。収穫は多かったですし、良い登板だったと思います」

 降板後、球団を通じて充実感あふれるコメントを残した。序盤2イニングは走者を1人も許さない完璧な立ち上がり。3回は先頭の栗原に許した右前打を足がかりに2死二塁とされると、上林に中前適時打を浴び先制点を献上。味方打線が2―1と勝ち越した4回は先頭の柳田にカウント2ー2から内角の145キロ直球を右中間スタンドへ豪快に運ばれた。

 それでも5回は適時打を許した上林から内角へのスライダーで空振り三振を奪うなど無失点。連打を浴びることなくゲームを作り、5回70球で降板。ちょうど2週間後に控える開幕に向けて、順調な調整ぶりを示した。

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2020年6月5日のニュース