MLB、選手会114試合案却下!今季約50試合で開催検討へ

[ 2020年6月5日 05:30 ]

 大リーグ機構(MLB)が選手会が今季の開催に向けて提示したシーズン114試合制などの案を却下したと3日(日本時間4日)、AP通信など複数の米メディアが報じた。

 対案は示さず今後は当初提案した82試合より少ない約50試合での開催を検討する方向。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は「話し合いは再び行き詰まった」と伝えた。

 MLBは5月下旬に7月上旬開幕の82試合制と無観客に伴う収益減を見据えた追加の年俸削減案を提出した。一方、選手会は年俸は試合数に比例することで3月下旬に合意済みとの立場を強調し、高額年俸選手ほど減俸幅が大きい同案に反発。6月30日(同7月1日)開幕、10月31日(同11月1日)終了の114試合制を対案で提示していた。

 MLBは10月末までシーズンが長引けば新型コロナウイルス感染の第2波が訪れ、スポーツ専門局ESPNによると7800万ドル(約84億円)にも及ぶ放送収益が見込めるポストシーズンを実施できなくなる可能性が増すと懸念している。

 最後にシーズンが各球団平均82試合以下で実施されたのは1879年。50試合まで減らせば年俸は選手会の要求通りに試合数に比例させる方式でも本来の3割ほどになる。

 《MLB交渉経過》
 ☆3月26日 MLBと選手会が試合数に比例した年俸で合意。  ☆5月12日 MLBが選手会に7月上旬開幕、82試合制の総収入折半案を提示。  ☆5月26日 MLBが選手会に高年俸選手ほど減額される修正案を提出。  ☆5月31日 選手会がMLBに6月30日~10月31日の114試合制の対案提示。  ☆6月1日 MLBの50試合程度の短縮案検討が表面化。  ☆6月3日 MLBが選手会が提示したシーズン114試合制などの案を却下。  ※日付は現地時間

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年6月5日のニュース