エンゼルス・大谷 開幕二刀流いける!1年8カ月ぶり打者に投げた

[ 2020年6月1日 05:30 ]

実戦形式のフリー打撃に登板する大谷(大谷のインスタグラムから)

 18年10月の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から投手復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平投手(25)が30日(日本時間31日)、実戦形式のフリー打撃「ライブBP」に登板したことを明かした。自身のインスタグラムに映像付きで投稿。大リーグ機構(MLB)は7月上旬の開幕を目指して選手会と協議中。二刀流での開幕へ向け、着実に歩を進める。

 久々のエンゼルスタジアムのマウンドは心地よかった。おなかの前にグラブを置き、セットポジションに入った大谷。高く上げた左足を踏み込み、思い切り右腕を振った。

 28日に開設した自身のインスタグラムに「Live BP from last week(先週のライブBP)」と英語で記し、27秒の投球動画を投稿した。「ライブBP」とは実戦形式のフリー打撃。打者に投げるのはメジャー1年目の18年9月2日の敵地アストロズ戦以来、約1年8カ月ぶりだった。左打者のラステラは速球系2球にいずれもバットを振らなかったものの、何度もうなずく姿が球威を物語っていた。

 投稿から8時間で動画再生回数は20万回を超えるなど、注目度の高さは相変わらずだ。同じ94年生まれの同僚内野手のフレッチャーが大谷の投稿に「僕の打席の映像は?」とコメントすると、水原一平通訳が「彼(大谷)は君に恥ずかしい思いをさせたくなかったようだ(冗談)」と返信し、盛り上げた。

 大谷は当初、5月中旬の投手復帰を目指し、キャンプ中に6度、ブルペンに入るなど順調だった。だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でキャンプ中止と開幕延期が決まり、いったん、練習はペースダウン。4月13日に約1カ月ぶりに投球練習を再開していた。

 現在、MLBは7月上旬の開幕を目指し、選手会と協議中。二刀流として2年ぶりの開幕へ向け、大谷がいよいよ実戦モードに入ってきた。

 【大谷のこれまでの経過】

 ☆18年10月1日 右肘トミー・ジョン手術。

 ☆19年3月8日 キャッチボール再開。オープン戦は出場なし。

 ☆5月7日 敵地タイガース戦で打者復帰。実戦復帰は18年9月30日以来219日ぶり。

 ☆6月26日 術後初ブルペンで43球。その後、9月1日まで14度のブルペン入り。

 ☆9月13日 左膝の分裂膝蓋(しつがい)骨を手術。右肘手術のリハビリは中断。

 ☆20年2月23日 キャンプ初ブルペン。直球のみ20球。

 ☆3月11日 キャンプ6度目のブルペンで変化球を交え最多59球。

 ☆同12日 コロナ禍の影響で開幕延期、オープン戦中止が決定。

 ☆4月13日 本拠地で捕手を座らせ直球のみ15球。

 ☆5月18日 ジョー・マドン監督が大谷の投球練習を視察したことを明かし「球は力強かった。制限はなく、普通に見えた」。

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