ノムさん本葬儀 オフに延期へ 克則氏「何かあったら親父の顔に泥を塗ってしまう」

[ 2020年2月28日 05:30 ]

野村克也さん
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 元南海(現ソフトバンク)、ヤクルト、阪神、楽天監督で、11日に虚血性心不全のために亡くなった故野村克也氏(享年84)の本葬儀が延期になると、27日に野村氏のマネジメント事務所が公表した。

 3月16日に予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で断念。野村氏の息子で、楽天1軍作戦コーチの克則氏(46)が、仙台市内でのチーム練習後に「(参列者に)何かあってからでは遅い。もし何かあったら親父の顔に泥を塗ってしまう」と、心境を明かした。

 葬儀・告別式はすでに近親者で執り行っているが、一般会葬者も参列できる本葬儀を営む予定だった。ヤクルト球団が15日から神宮球場など3カ所に設置した献花台に2日間で4700人が訪れるなど野村氏を悼む機会を求める声は多い。

 感染の広がりが未知数のため具体的な延期日程は決まっていない。克則氏は「こんな状況なので仕方ない。シーズンオフに日程を考えて改めてやりたい」と、今季終了後の実施に向けて再検討する方針を明かした。

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2020年2月28日のニュース