DeNA投打の佐賀コンビ、浜口&宮崎が地元で先発 無観客もTV中継で雄姿見せる

[ 2020年2月28日 18:00 ]

西武戦先発に向けて調整するDeNA・浜口
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 佐賀出身のDeNA・浜口遥大投手が29日の西武戦(佐賀)に先発する。地元凱旋は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため無観客試合となってしまったが「多くの人から期待していただいていたので残念ではあるが、試合をやることには変わりない。自分のやるべきことをやって、開幕に向けて状態を上げていかないと」と気合を込めた。

 みどりの森県営球場のマウンドは、三養基高3年の夏、3回戦で先発完投も敗退して以来となる。自身が所属していた少年野球チームの子どもを30人ほど招待する予定だったが、それもかなわなくなった。それでも「テレビで放送があると思うので、頑張っている姿を見せたい」と前を向いた。すでに開幕ローテーション入りは当確。29日はオリックスを戦力外となり古巣復帰した高城とバッテリーを組む。

 またこちらも佐賀出身の宮崎敏郎内野手は「6番・三塁」で先発予定。投手だった厳木高3年夏は1回戦で敗退し、最後の打者だった。「入団してから初めての地元での試合なので本当に楽しみにしていたので残念です」と肩を落としたが「自分たちの調整をすること。しっかり見てもらえたらいいですね」と前を向いた。

 球場に観客はいなくても、ハマの「佐賀コンビ」がお茶の間に成長した姿を届ける。

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